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今から35年以上も前に、館主が住んでいた埼玉県川越市にやってきた小出広美さん。時は1983年3月26日の本川越駅からほど近い、丸広百貨店の屋上ステージで、デビュー曲「タブー」発表の歌とサイン会での模様です。

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当時はフィルムカメラの全盛期で、もちろんフルサイズですが、手振れ補正などあるわけもなく、フィルム感度も頑張ってもISO400が限界の時代、F5.6位の望遠レンズで撮りました。

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マイクを肩に担ぐようなしぐさも可愛い小出さんですが

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なんと、フリーマーケットアプリの「メルカリ」に本人が出品しているというのです。しかも120万円って、安いのか高いのか良く分かりません。
まあ、私にしてみれば、いくら花の82年組アイドルの翌年デビューの不作の83年デビュー組で、しかも再結成のお神セブン(松本明子、徳丸純子、木元ゆうこ、森尾由美、小林千絵、桑田靖子、大沢逸美)にも入れて貰えないという不遇の状況でも、事務所がポスト中森明菜としてメジャーデビューさせたアイドルなんだから、それなりに知名度もあると思ってます。

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アップにしてみればこの笑顔ですよ

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3月のデパートの屋上はちょっと寒いけど、この「タブー」の衣装で頑張っているんだから

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そんなこの衣装が

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35年の時を経てこのようにメルカリに出品されてしまうなんて、誰が思ったでしょうか?

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とはいえ、そもそもアイドルの衣裳の原価ってどの位なんでしょうか?

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もちろん、1着ものなので、そもそも高いということも聞きましたが、1着では替えの衣装が無くなるので、複数作るとも聞きました。とはいっても、デビューの新人用の衣装でも、当時数十万円はしたはずです。しかし、東スポの情報によると、曲ごとに1着しか作っていないとのことなので、これは高くても仕方ありませんね。

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他にも「チェンジラブ」の衣装が50万円で出品されたり、

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こんな感じですね。当時のステージ撮影は残っていませんが

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「心はプリズム」は50万円です。「本人からの手渡し可」なんですから、小出広美さん本人からの出品で間違えないんでしょう。

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これがその衣装ですね。

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握手会の前に撮影させてもらいましたが、この衣装は思い入れがあるだけに、手放すのはそれ相応の理由があったのでしょう?

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やっぱり不毛の1983年組アイドルのその後は、お金に困っている人生なのでしょうか?
こんな手法で稼ぐこそ「タブー」そのものの気もしますがw